オールオン４の症例でポイント解説【後悔しないために】

治療開始前のポイント

• オールオン４以外の選択肢もあるはず。今後の人生を考えたプランを歯科医師に相談する
• 治療前は、かみ合わせが崩壊している状態
• 歯科医師が、その患者様に最適なかみ合わせを再現する必要がある
• 最終的な歯の形、色などを事前に確認相談しておく
• 仮歯は大切。仮歯の間に歯がある状態に慣れる
• 仮歯の間に、より理想的な歯の形に調整していく

１人目の方のストーリー〈50代男性〉

仕事が忙しく、歯は悪くなり続けていたが、歯医者にはいけなかったそうです。
見た目が気になって口をあけて笑ったり話すことが嫌になってしまったり、ちゃんと噛めない生活をずっと続けてこられましたが、仕事が一段落し、意を決して治療に来られました。

初診時に歯は残っていましたが、どの歯も歯周病が進行して骨がなくなり、グラグラでした。
このまま歯を残しても骨がなくなっていくだけですので、抜歯をおすすめしました。 入れ歯に抵抗感があるとのことで、 オールオン４で治療を開始することになりました。

2人目の方のストーリー〈70代女性〉

50代のころに上の歯をすべて失い、下の歯も殆ど残っておらず、ずっと総入れ歯ですごしてこられた方です。
ただ、顎の骨が吸収されてしまったこともあり、入れ歯で噛むことが非常につらく、家族と同じものを食べられないことをとても悲しんでおられました。
人生最後まで美味しいものを食べ、家族と同じ食事をしたいと思われ、ご家族の紹介で当院にお越しになり、オールオン４の治療を開始することになりました。