静脈内鎮静法に対応・痛みへの配慮【インプラント治療の麻酔法】
痛みに最大限配慮した治療「静脈内鎮静法」で寝ている間に手術が終わる
当院では、治療を受けられる方の希望や状況により、静脈内鎮静法という点滴麻酔を採用しています。
当院にいらっしゃる半分以上の患者さまがこの麻酔法を選択されています。
治療中は完全に意識がなくなるわけではありませんが、リラックスした状態となり、
痛みや恐怖感、不安感を感じずに手術を受けることができます。
心身のストレスが最小限ですみますので、眠ってしまい「気づいたときには歯が入っていた」とおっしゃる患者さまも少なくありません。
筒井歯科では、大阪歯科大学の歯科麻酔科の先生と連携し、静脈内鎮静法は必ず担当して頂いていますので、安心して静脈内鎮静法を選んでいただけます。
なおインプラントのリスクについて知りたい場合は『インプラントのリスクとは?【治療前に必ず知って下さい】』の記事をご覧ください。
静脈内鎮静法の特徴とは?
●気分が落ち着きます
●痛みなどを含め治療中のことを覚えていません(健忘効果)
●治療時間が短く感じられる
●嘔吐反射が強い方でも、治療中の吐き気(えづき)を抑え、楽に治療することが出来る
静脈内鎮静法はこんな方にオススメ
●歯科治療が本当に嫌いな方や、歯科治療中に具合の悪くなる方(歯科恐怖症)
●お口の中の手術を受ける方(インプラント・親知らずの抜歯・歯周病の手術など)
●短期間で早く治療を終わらせたい方
●お口の中に物が入ると「オエッ」となる嘔吐反射の強い方…など
静脈内鎮静法の費用について
費用: ¥73,700(税込)
※当院の静脈内鎮静法は自費診療です。
※保険治療との併用は制度上できかねます。
静脈内鎮静法のリスクについて
静脈内鎮静法は、医科領域においても胃カメラ撮影時や集中治療室などでも多用されている安全な方法です。
血圧や呼吸の抑制が起こる場合があるため、実施する際には大阪歯科大学の歯科麻酔科の先生をお呼びして、血圧計、心電図などのモニターを見ながら、手術中つきっきりで全身管理をしていただきます。
手術開始から終了まで責任を持って患者さまの健康のマネージメントをいたしますのでご安心ください。
術後はふらつきが残る場合がありますので、お車の運転や運動はお控えください。
より詳しい内容はこちらもご確認ください
外部リンク:歯科診療における静脈内鎮静法ガイドライン
静脈内鎮静法の流れについてご説明をします
1事前の体調のチェック
まず事前に体調のチェックを行います。
担当の歯科医師から体調についての質問をさせて頂きます。
不安や疑問点などがある場合は、この際にお気軽にお聞きください。
2施術の開始
施術の準備を行います。血圧計や心電図など生体モニターを使用します。
これらの装置は、治療中の体調管理に欠かせない重要なものです。
3点滴の注入
準備がしっかりとできると、点滴が注入されていきます。注入して1~3分程度で意識がぼんやりとしてきます。中には、そのまま眠ってしまう方もいます。
静脈内鎮痛法はリラックス作用に優れている反面、鎮痛効果は不十分です。場合によっては、局所麻酔を行います。その後、十分に効果があらわれたことを確認した上で治療がスタートです。
4術後の注意点
治療後は、眠気が残ったり、体がふらついたりすることがあります。そのため、しばらく安静にしてから帰宅することになります。
また、自動車や自転車の運転はおやめください。徒歩や公共機関での通院をお願いします。
通常の局所麻酔との違いとは?
局所麻酔は多くの歯科医院で用いられる麻酔法です
意識がハッキリしているため、痛みはないものの音や振動などによる緊張や不安を感じ、
そのストレスによって、予期せぬ偶発症をも引き起こす場合もあります。
当院は麻酔だけではなく手術室にも不安感や緊張を軽減する配慮をしております。
手術器具が患者さまの目に触れる機会がないよう工夫した設計となっておりますので、安心して手術を受けていただけます。