インプラントができない場合とは
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インプラント治療にあたっては事前の確認が必要です。
患者さまによっては治療を受けられない、もしくは治療をお勧めできない場合もございます。カウンセリング時にもしっかりご説明いたします。
まずインプラントについて知りたい場合は『インプラント治療とは?』の記事をご覧ください。
全身疾患の持病がある方
全身疾患により外科手術を受けることができない方は、インプラント治療ができない可能性があります。
【具体的な疾患】
●糖尿病
血糖値が安定している方は、インプラント可能です。主治医にご相談ください。
●心臓病
麻酔を使うことができない方は、インプラント手術ができません。主治医にご相談ください。
●肝臓疾患
肝臓の持病があると、止血異常(血が止まりにくい傾向)が見られます。
●高血圧症
肝臓疾患同様、高血圧の方も止血異常が見られることがあります。
●その他
免疫疾患のある方や手術に耐えられない方など。
より詳しい内容はこちらもご確認ください
外部リンク:歯科インプラント治療指針|日本歯科医学会編
未成年の方
未成年の方は、骨が成長段階にあるのでインプラント治療をすぐに行うことはできません。
骨の成長が止まるまで仮歯や部分入れ歯で欠損を補い、インプラントに適した年齢になってから治療を開始します。なお、年齢の上限は特にありません。
歯周病のある方
歯周病は、歯の周りの組織が破壊されていく病気です。歯周病の治療を行い、歯の周りの組織の状態が改善されればインプラント治療が可能です。また、インプラント治療後もプラークコントロールに十分注意する必要があります。