インプラント治療のセカンドオピニオンとは?
インプラント治療のセカンドオピニオンとは
セカンドオピニオンとは、複数の治療方法の中から患者さんが納得のいく治療方法を選択できるように、診療を受けた歯科医院とは別の医院に意見を聞くことです。
「インプラントは値段が高いから、他の歯医者にも診てもらいたい」
「インプラント治療に失敗したくない」
当院には上記のような理由でセカンドオピニオンに訪れる患者さまが数多くいます。
インプラント治療は、神経・周りの歯・あごの骨・噛み合わせ・審美性(美しさ)など細部に渡るまで専門的な知識と技術が不可欠です。それだけに患者さまにとっては不安は大きいものになるでしょう。また、多くの方が費用面での不安も感じておられます。歯科医院選びは慎重にしていただきたいと考えております。
私たち筒井歯科は、不安を感じておられる患者さまのためにセカンドオピニオンを積極的に受け入れております。
なお、当院では総院長の筒井と専門の医療チームがインプラントのオペを担当します。
セカンドオピニオン3つのメリット
では、セカンドオピニオンを受けるとどんなメリットがあるのでしょうか。
メリット1. 信頼できるかどうか、実際に会って確かめることができる
セカンドオピニオンを受けることで、インターネットなどでは分からないことを感じとることができます。例えば「丁寧に説明してくれるか」「相談しやすいか」など実際に会って初めて感じとれることが少なくありません。患者さまに寄り添ってくれるかどうかは、安心して治療を進める上で重要なことです。
メリット2. 選択肢が広がる
ある歯科医師からは「あなたの場合はインプラントは難しい」と言われていたものの、別の歯科医院では「可能」と言われる場合があります。なぜなら、インプラントをする部分の骨が少ない場合などは、歯科医師の知識や技術によって答えが変わるためです。
当院では、歯を残せると判断した場合は無理にインプラントを勧めることはしません。他の医院では歯を抜くしかないと言われた場合でも、設備と技術があれば、歯を抜かない治療をすることができる場合もあります。
メリット3. 理解が深まる
セカンドオピニオンは、必ずしも現在の歯科医師と異なる意見を聞くために行うことではなく、また、医院を変えるために行うものでもありません。一人の歯科医師からの意見では十分に理解できなかったことが、別の歯科医師から聞くことにより理解が深まることがあります。
当院は、患者さまの不安を取り除くことはセカンドオピニオンの大きな役目だと考えています。
本当にインプラントでいいの?
「抜歯したくない」
受診中の診断が適切なのかを判断したい
他院では「抜歯」と言われたけれども、「自分の歯を残したいが無理なのかどうか」 もしくは「入れ歯なのか」「インプラントをいれるべきなのか」など、判断に迷う時もあるでしょう。 そのような場合、セカンドオピニオンを受けることで同じ診断であれば、納得して治療を受けることができます。 一方で異なる意見の場合、治療の選択肢が増えることになります。
セカンドオピニオンで
・1人目の歯科医師の判断が適切なのか
・他の治療方法がないのか
・そもそもインプラントでいいのか など
様々な意見を聞き、治療の選択肢の幅を広げられた上で、納得して治療を受けられることが重要です。
今のインプラント治療の費用の参考にしたい
インプラント治療は、自費(保険外)のため、 歯科医院によって治療費も異なります。また 患者さまの治療内容も多様です。
ホームページなどで価格の違いや相場はわかっていても、 ご自身が受けるインプラントの治療費用は「実際どのくらいの費用がかかるのか」は、 歯科医院に訪れて話を聞いてみないとわかりません。 セカンドオピニオンを聞くことで、受ける予定のインプラント治療費用が適正なのかどうなのか、費用感や治療の内容についても 理解を深めることができます。
セカンドオピニオンで納得できる治療を
セカンドオピニオンは、他にどのような治療があるのか、考えられる治療方法のメリット・デメリットを知ることができたり、 他の歯科医師へ質問を重ねることで、インプラントの治療への理解が深まります。 歯科医師ひとりだけの意見では治療の内容の比較や検討すらできません。 また、どの治療方法を選択するのかも大切ですが、知識や技術だけではなく、 歯科医師の医療人としての考え方も重要でしょう。
インプラント治療に疑問や不安がある時は ご自身に合った歯科医師や納得のいく治療方法を選択するためにも、 セカンドオピニオンを積極的に検討してみましょう。
歯は一度、削ったり、抜いてしまったら元には戻りません。 疑問や不安を感じられたら、一度ご相談ください。 当院ではセカンドオピニオンを受け付けています。
【インプラント以外の選択肢】歯を残す技術があります
歯の根の治療(神経を抜く治療)を行う場合、日本では歯の根の中に消毒用の薬を繰り返し入れていく根管治療を施すことが一般的です。しかし、歯の形状や根管の状態によっては奥まで薬を入れることができず、歯の根っこに炎症がおこる状態を繰り返してしまうことがあります。その場合、最終的には歯を抜かなくてはなりません。
筒井歯科は、できるかぎり歯を残す治療を目指しており、根管治療では完治できないケースであっても、歯根端切除術で歯を残すことができる場合があります。他の医院では「抜くしかない」と診断された場合でも、歯を残すことができる場合があります。本当に残せない状態のときのみ、インプラントを選択肢の一つとしてご説明いたします。
歯を残す治療について詳しくはこちら ⇛
歯根端切除術とは
歯の根の先端付近にできる「根尖病巣」と言われる膿や肉芽などを、マイクロスコープ(外科手術用顕微鏡)とProRootMTAという特殊な薬剤を併用し、直接摘出してきれいにする高度な治療技術です。
歯根端切除術は、そのような場合でも病巣と感染源を直接除去できるため、治療回数が1回で済み、根管治療と比べ再発率が非常に低く成功率が著しく高い治療方法です。
根尖病巣(歯の根の先端に炎症を起こした状態)は自覚症状が見られない事も多く放置されがちですが、そのままにすると周りの骨を溶かして病巣が拡大し、痛みや腫れを伴います。また健康な隣の歯の神経に感染することもある為、適切に処置をする必要があります。
歯根端切除について詳しくはこちら ⇛当院でのセカンドオピニオンの受け方
当院でセカンドオピニオンを受ける場合、特に紹介状などは必要ありません。
お電話をいただきご予約をお取りいただきましたらご来院ください。ご希望をしっかりとお聞きしたうえで、当院としてのインプラント治療の意見をお伝えいたしますので、比較検討していただければと思います。
私たちは、治療の前に「現在の状況」「なぜその治療をするのか」「どれくらいの期間が必要か」「どのような結果になるのか」「費用はいくらか」「治療方針」等をわかりやすくご説明し、患者さまの同意をいただいてから治療を始めます。
よくある質問と答え
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Q.セカンドオピニオンを受ける場合、具体的には何をしてくれますか?
A.まずは、完全個室にてカウンセリングを行います。そこで、現在の状況、ご希望等をお伺いします。 その上で、お口の中を見させていただき、 口腔内写真、レントゲンやCT画像などをご覧いただきながら、 今後のリスクや、当院ではどのようなインプラント治療を行っていくのかをご説明します 。
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Q.セカンドオピニオンを受けることを、かかりつけの歯科に言う必要はありますか?
A.特に必要はありません。 また、当院からセカンドオピニオンについてかかりつけの医院に報告することもありません。 そのため、かかりつけの医院に知られずに当院で意見を聞くことができます。
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Q.いつ受けるのがいいですか?
A.できるだけ早い段階で受けることをおすすめします。 具体的には、インプラント治療がスタートするまでに受けましょう。 抜歯した後になると後戻りできなくなります。
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Q.現在、別の歯科で虫歯の治療中です。それでも受けられますか?
A.もちろん可能です。 当院では多くの患者さまが、別の医院で虫歯や歯周病の治療中の状態でセカンドオピニオンを受けに来られています。
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Q.現在通っている医院から転院することはできますか?
A.もちろん転院できます。 実際に当院でセカンドオピニオンを受けられてから転院される患者さまはたくさんいらっしゃいます。
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Q.セカンドオピニオンは自費ですか?
A.当院は相談自体は無料で承っておりますが、 検査には費用がかかります。
歯科用のCT撮影は保険外診療(自費)の費用がかかりますがデータをお持ちいただくこともできます。 患者さまのお悩みやご希望をお伺いし診察・検査を通して考えられる治療の選択肢をご説明いたします。お気軽にご相談ください。