このごろ、口の中が乾くと感じてらっしゃる方が多いのでは?
気温がだんだんと上昇し、暑さのせいで口が乾くと思われているかもしれませんが、もしかしたら、原因は、”唾液の減少”かもしれません。
唾液が減ってしまうと、「くちびるが前歯にくっついてしまって、話しにくい」や「お茶がないとパサパサして食べにくい」などの不快感もありますが、もっと深刻なことも!
唾液が減ってしまうと、
● むし歯や歯周病が進みやすい
● 口臭が強くなる
● 口内炎ができやすい
● 入れ歯が合いにくい
などの、困ったこともたくさん起きてきます。
唾液は、粘膜を潤し、噛んだり話したりすることをスムーズにしてくれたり、口にいれた食べ物を溶かし、飲みやすく、そして、おいしさをじっくり感じさせてくれる働きなどがあるのです。
「口の中の乾き」は、個人差はありますが、中高年の頃から感じ始める方が多く、男性よりも更年期以降の女性に多いのが特徴です。女性ホルモンが減ることに加えて、女性の方が男性よりも唾液を分泌する唾液腺が小さいことも影響しているとも言われています。
では、どうしたら、口の渇きを改善できるでしょうか?
まずは、よく噛んでみたり、日頃から水分を十分に補給してみてください。日常の習慣を見直すと、唾液の分泌を促して潤いアップすることができます。
いくつか、ご紹介します。
● よく噛んで食べる → 唾液の分泌が促進されます
● 歯みがきはじっくりと → 歯ブラシが唾液線を刺激します
● コーヒーや紅茶などを飲みすぎない、アルコールもほどほどに!
→ 水分補給をしているつもりでも、カフェインが入った飲み物は利尿作用があります。体内の水分が減ると、唾液が出にくくなることがあります。アルコールも利尿作用があります。
● マスクをして寝よう → 口を開けて寝てしまうと口が乾いてしまいます
などなど、生活習慣から見直し、できることからはじめてみましょう。
アメを舐めるとその刺激で唾液がでるので、口が潤い不快感が減りますが、唾液が減って歯を守ってくれる機能が十分でない為、一気にむし歯が増えることも!!ご注意を。
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