部分入れ歯のクラスプ(バネ)は、隙間や遊びが無いように設計されています。
もし隙間があって動いてしまうと、こすれて痛みが出たり、部分入れ歯を支えている歯を傷めてしまうからです。
入れる時は一方向にしか入らず、外すときも一方向にしか外れないような、垂直方向にだけ動く部分入れ歯が理想です。
クラスプには入れ歯を入れたり外したりできる定まった方向が必ず設計によって示されていますので、金具が導いている方向通りに装着していただくことが大切です。
部分入れ歯は、慣れるまで方向や位置などの把握が難しいかもしれませんが、練習すれば問題なく装着できるようになります。
「入りにくいから」とクラスプをご自身で曲げて緩めてしまったりする方がおられますが、これは絶対にしてはいけません。
もともと患者様の歯に合わせて正確に作ってあるクラスプを緩めてしまうと、部分入れ歯がゆるく感じたり等使い心地に影響が出てしまいます。
正しく部分入れ歯を使って、周囲の残った歯を長持ちさせましょう。
部分入れ歯の装着ポイント
●クラスプを必ず両手で持って、入れる場所の真上方向に付け外ししましょう。
●最後まで手で入れること
途中から噛んで押し込むのは、クラスプがゆがむ原因になります。
●カチッと音がするまできっちりと納めましょう。
レスト(クラスプと人工歯の間にあるツメのような部分)を手で押さえてきっちりとはめ込みましょう。
万が一、クラスプが歪んでしまった時は、なるべく早く歯科医院で調整し直してもらいましょう。
歯を失って入れ歯かインプラントかでお悩みの方は、一度大阪北浜 筒井歯科へご相談ください。それぞれのメリット・デメリットについてきちんとお伝えし、患者様それぞれのご事情にあった選択肢を勧めさせて頂きます。
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