睡眠時無呼吸症候群やいびきによる不眠症の原因のひとつに、重力によって口の中の筋肉が物理的に下がることがあります。
この場合は寝れば寝るほど低酸素状態になりますので身体に悪く、睡眠薬を飲んでも解決しません。
歯科では口腔内装置で下あごを持ち上げて気道を確保するか、あるいは外科手術であごを広げたり、舌の筋肉がダラリと下がらないように引っ張るなどの処置を行います。
そして、治療と並行して行うと効果的な3つの方法があります。
これは自分でできる改善法ですので、是非試してみてください。
1)痩せる
睡眠時無呼吸症候群の方でも、いびきによる低呼吸で不眠症になっている方の治療でも、
太っている方の場合まずはじめて頂きたいのがダイエットです。
太っていると息苦しさを感じがちですが、痩せて舌がスリムになれば、気道に加わる負担を減らすことが出来ます。
患者様の中にはダイエットが成功するといびきが大幅に改善する方もいらっしゃいます。
2)枕を変える
枕によって就寝中の首の角度は大きく変わります。
首を胸の方に曲げる姿勢では気道が狭くなってし合いますが、あごが少し上に上がるような姿勢を取ると、気道が広がって呼吸がしやすくなります。
このポジションはスニッフィング・ポジションと呼ばれています。
就寝中に気道をできるだけ広く確保できる枕を選びましょう。
3)鼻呼吸の習慣をつける
いびきをかく方のほとんどが就寝中に口呼吸をしています。
口呼吸は下あごと舌が下がり、気道閉塞の原因になりますので、鼻呼吸の習慣をつけましょう。
鼻炎など、鼻づまりのある方は耳鼻科で治療を受けましょう。
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