プロビジョナルレストレーションは、より美しく噛み心地よく、より掃除がラクな「かぶせ物」を提供するためのワンランク上の仮歯です。
このような仮歯が入るとある程度快適に食事もとれるようになり、見た目が回復したことで歯科医院に行く必要がなくなったように思われるかもしれません。
しかし、仮歯は「とりあえずの歯」です。
放置したままにすると、下記のような様々なトラブルが起こります。
●むし歯になる!
仮歯は、はずすことが前提になっているので、通常よりも弱い接着剤で付いています。徐々に時間が経過すると共に、接着剤が溶けてしまいその隙間からバイ菌が入ってむし歯になってしまいます。
●はずれやすい!
弱い接着剤で付けているため、1〜2ヶ月も経つと食事中など突然取れたり、割れたりすることがあります。
●変色してくる!
仮歯に使われている材料(レジン)は柔らかく、水分などと一緒に汚れも吸収してしまい、変色します。プラスチックのお弁当箱に色がついてくるような状態と似ています。
●口臭を引き起こす!
仮歯は汚れがつきやすい上に、接着剤が溶けた隙間に入り込んだ汚れから臭いがでます。
●すり減るのが早い!
本来つける「被せ物」よりも柔らかいため、奥歯を中心にすり減ってきます。これが原因で噛み合わせが変わり、治療が後戻りしてしまうことも。
これらのトラブルのために、治療期間や治療費が当初の予定よりもかかることがあるので、仮歯のまま放置しないようにしましょう。
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